ハスラーで車中泊を楽しむ際、プライバシーの確保や安眠のために欠かせないのがカーテンです。しかし、いざ準備しようとすると「ハスラーの窓に合うサイズはどれ?」「専用品と汎用品、どちらが良いの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、ハスラーの車中泊カーテンサイズについて、新型と旧型の違いから、自作のコツ、選び方の注意点まで詳しく解説します。
カーテンを正しく選ぶことで、外からの視線を遮るだけでなく、断熱効果によって車内の温度を一定に保つことも期待できます。愛車をより快適なプライベート空間にするための情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。ハスラーでの車中泊がより充実した時間になるはずです。
ハスラーの車中泊カーテンサイズはどう選ぶ?

ハスラーの窓は、軽自動車の中でも比較的垂直に近い角度で立っているのが特徴です。そのため、カーテンを設置する際には窓枠の形状に合わせたサイズ選びが重要になります。まずは、ハスラーの型式ごとの違いや、採寸の基本について解説していきます。
新型・旧型それぞれの窓サイズと特徴を把握する
ハスラーには、2014年から発売された初代(MR31S/MR41S)と、2020年から登場した2代目の現行型(MR52S/MR92S)があります。この2つのモデルでは、窓の形状やサイズが大きく異なります。初代は全体的に丸みを帯びたデザインですが、現行型はよりスクエアで垂直に近い窓枠になっています。
特に現行型はサイドの窓が大きく、垂直に近いことで室内の開放感が増していますが、その分、カーテンを吊るした際に隙間ができやすいという側面もあります。一方、初代は窓の角が丸いため、四角い汎用カーテンを使用すると角の部分で布が余ってしまうことがあります。自分のハスラーがどちらの型式かをまず確認し、それに合わせた設計の商品を選ぶことが失敗を防ぐ第一歩です。
フロント・サイド・リアそれぞれの採寸ポイント
自分でカーテンを用意する場合、フロントガラス、サイドドアの窓、そしてリアガラスの3箇所のサイズを正確に知る必要があります。フロントガラスは約120cmから130cmの幅がありますが、中央にルームミラーや安全運転支援システムのカメラがあるため、それらを避ける工夫が必要です。高さは約70cmから80cm程度を見込んでおくと良いでしょう。
サイドの窓については、フロントドア側が横幅約70cm、リアドア側が約60cm程度です。ただし、ハスラーにはリアクォーターガラス(後部座席の後ろにある小さな窓)があるため、ここを忘れるとプライバシーが完全に守られません。リアガラスは横幅が約100cm、高さが約40cmから50cm程度ですが、熱線やハイマウントストップランプの出っ張りがあるため、少し余裕を持ったサイズを選ぶのがコツです。
市販の既製品と車種専用設計のサイズ感の違い
市販されている「汎用カーテン」と「車種専用設計カーテン」では、装着時のフィット感が全く異なります。汎用カーテンは多くの車種で使えるように作られているため、ハスラーの窓に対して布が余りすぎたり、逆に一部が隠しきれなかったりすることがあります。特にハスラーのような特徴的な窓形状では、汎用品だと窓枠との間に数センチの隙間ができることも珍しくありません。
これに対し、車種専用設計のカーテンやサンシェードは、ハスラーの窓枠のカーブやカメラの位置に合わせてミリ単位でカットされています。隙間がほとんど発生しないため、夜間に車内で照明をつけても光が外に漏れにくく、防犯面でも優れています。コストを抑えたい場合は汎用品を加工するのも手ですが、手間をかけずに完璧な遮光を求めるなら専用設計品がおすすめです。
【ハスラーの窓サイズ目安(概算)】
・フロント:横125cm × 縦75cm
・フロントサイド:横70cm × 縦45cm
・リアサイド:横60cm × 縦45cm
・リア:横100cm × 縦45cm
専用設計カーテンとサンシェードのメリット・デメリット

車中泊を本格的に楽しむなら、ハスラー専用に作られたカーテンやサンシェードの導入を検討したいところです。ここでは、専用設計品を選ぶことで得られるメリットと、あらかじめ知っておきたい注意点について深掘りしていきます。自分にとってどちらのタイプが合っているか比較してみましょう。
隙間なく隠せる専用設計の安心感
車種専用設計の最大の強みは、窓全体を隙間なく覆える高い密着性です。車中泊では、わずかな隙間から漏れる街灯の光や、通行人の視線が気になって眠れないことがよくあります。ハスラー専用品であれば、窓枠の形状にぴたっと沿うように作られているため、こうしたストレスを大幅に軽減できます。
また、窓を完全に塞ぐことで、外からの侵入者を防ぐ心理的な防壁としての役割も果たします。車内が完全に見えない状態を作ることは、女性の一人旅や家族での車中泊において非常に重要な安心材料になります。専用設計品は価格こそ汎用品より高めですが、その分「安心を買う」という意味で非常に投資価値が高いアイテムといえます。
取り付けの簡単さと収納時のコンパクトさを比較
カーテンタイプとサンシェード(パネル)タイプでは、取り付けや収納の勝手が異なります。カーテンタイプは一度レールを設置してしまえば、家のカーテンのように開け閉めするだけで使えるため、設営が非常にスムーズです。一方、シェードタイプは吸盤やマグネットで窓に貼り付ける手間がありますが、使用しないときは取り外して車内の隙間に収納できます。
ハスラーは車内空間が限られているため、収納性は無視できないポイントです。カーテンは常に窓際に布がある状態になるため、走行中に視界を妨げないようまとめる必要があります。シェードは全窓分を重ねると意外と厚みが出るため、専用の収納ケースが付属しているものを選ぶと、荷物が多い車中泊でもスマートに片付けることが可能です。
遮光性と断熱性が車中泊の質に与える影響
カーテンやシェードの役割は目隠しだけではありません。遮光率が高いものを選べば、朝日のまぶしさで予定より早く目が覚めてしまうのを防げます。特に「1級遮光」と表示されている素材は、昼間でも車内を真っ暗にできるため、長距離ドライブの合間の仮眠にも非常に便利です。
さらに重要なのが「断熱性能」です。ハスラーのような軽自動車は外気温の影響を受けやすく、冬は窓から冷気が入り、夏は熱気がこもります。厚手の素材やアルミ蒸着素材を使用したシェードであれば、窓からの熱の出入りを遮断してくれるため、エアコンの効率が上がり、エンジンを切った後も車内の温度を保ちやすくなります。これは快適な眠りに直結する非常に重要な機能です。
専用設計品を選ぶ際は、自分のハスラーにデュアルカメラがついているか、窓枠が金属製(マグネットがつくか)などを事前にチェックしておきましょう。
自作や汎用品でハスラーのカーテンサイズを合わせるコツ

「コストを抑えたい」「自分好みの柄にしたい」という方には、自作や汎用品の活用がおすすめです。ハスラーの窓のサイズに合わせて、既製品を上手にアレンジする方法を紹介します。工夫次第で、専用品に負けない使い勝手の良いカーテンを手に入れることができます。
100均やニトリのアイテムを活用したDIY術
安価にカーテンを揃えたい場合、100円ショップのダイソーやセリア、あるいはニトリなどで販売されているカフェカーテンや突っ張り棒が役立ちます。サイドの窓であれば、45cmから50cm程度の丈のカフェカーテンがハスラーの窓の高さにちょうど良くフィットします。幅については、1枚では足りないことが多いため、2枚を組み合わせて使うのが一般的です。
取り付けには、突っ張り棒を窓枠の溝に渡す方法や、ピラー(柱)の隙間にクリップを挟んでコードを張る方法があります。また、ハスラーの窓枠周辺は金属部分が多いため、マグネット式のフックを貼り付けてカーテンを吊るすのも非常に手軽です。材料費数千円で車内を一気にオシャレな部屋のように演出できるのがDIYの魅力です。
窓枠ぴったりの型紙を作るための手順
自作で最も重要なのが、窓の形に合わせた正確なサイズ出しです。新聞紙や大きな模造紙を窓の内側に当て、窓枠の境界線をペンでなぞって型紙を作りましょう。このとき、窓枠よりも1cmから2cmほど大きめにカットするのがポイントです。布地を裁断する際、ジャストサイズだと縫い代や遊びがなくなってしまい、取り付けたときに隙間ができてしまうからです。
アルミシートを使ってシェードを自作する場合も同様です。ホームセンターで売っている厚手の銀マットを型紙通りに切り抜けば、断熱性の高い自作シェードが完成します。ハスラーの窓は初代と現行型で形状が異なるため、ネット上の図面を過信せず、必ず自分の車の窓で現物合わせをすることをおすすめします。
マグネットや吸盤で隙間なく固定する方法
自作カーテンで問題になりやすいのが、端からの光漏れです。これを防ぐには、固定方法に一工夫加えましょう。カーテンの端に小さな強力磁石を縫い付けたり、接着剤で貼り付けたりすると、窓枠の金属部分にぴたっと吸い付くようになります。これにより、風が吹いたときや寝返りを打ったときにカーテンがめくれるのを防げます。
吸盤を使用する場合は、時間の経過とともに剥がれ落ちるのを防ぐために、ガラス面をアルコールなどで綺麗に掃除しておくことが大切です。また、最近ではマジックテープを窓枠に貼り、カーテン側にも対応するテープをつける方法も人気です。ハスラーのインテリアを傷つけたくない場合は、剥がせるタイプの両面テープやマグネットを積極的に活用しましょう。
車中泊をより快適にするカーテンの機能と周辺アイテム

カーテンを設置するだけで満足してはいけません。車中泊の夜を本当に快適にするためには、カーテンの「素材」や「併用アイテム」にも気を配る必要があります。ハスラーでの夜を格上げするための、プラスアルファのアイデアを紹介します。
結露を防ぐための通気性と素材の選び方
冬場の車中泊で最も頭を悩ませるのが、窓ガラスの結露です。人間の呼気には水分が含まれているため、車内を密閉して寝ると朝方には窓がびっしょりと濡れてしまいます。布製のカーテンの場合、この結露を吸ってカビの原因になることがあります。対策としては、速乾性のあるポリエステル素材を選んだり、撥水加工が施された生地を使用したりするのが有効です。
また、窓を完全に密閉するのではなく、上部を数ミリだけ開けておくことも結露対策になります。このとき、カーテンが窓の上部をふんわりと覆っている状態なら、外の冷気は遮断しつつ湿気だけを逃がすことができます。吸湿性の高いコットン素材は風合いが良いですが、車中泊には少し不向きな面もあるため、使用環境に合わせて素材を吟味しましょう。
夏場の虫対策に欠かせない車用網戸との併用
夏場の車中泊では、窓を閉め切ると熱中症の危険があります。しかし、窓を開ければ蚊などの虫が侵入してくるため、カーテンだけでは対応できません。そこで便利なのが、ハスラーの窓枠に被せるタイプの「車用網戸(ウィンドーネット)」です。これを装着した上でカーテンを併用すれば、風を通しながら視線を遮ることができます。
特にハスラー専用の防虫ネットは、ドアの上から袋状に被せるだけで設置できるものが多く、隙間から虫が入る心配がありません。カーテンを少し開けて風の通り道を作りつつ、網戸でガードするというスタイルが夏の車中泊の定番です。夜間の涼しい風を取り入れることで、エンジンをかけっぱなしにせずとも快適に眠ることが可能になります。
プライバシーをより強固にするリアゲート用カーテン
サイドの窓だけでなく、忘れがちなのがリアゲート(バックドア)の対策です。ハスラーはリアゲートを開けてキャンプを楽しむことも多いため、ここを覆うカーテンがあると便利さが格段に向上します。例えば、リアゲートを開けた状態で吊るせるロング丈のカーテンがあれば、車内を更衣室として使うこともできます。
また、走行中もリアガラスを完全に塞ぎたい場合は、バックモニターの視認性を考慮したサイズ選びが必要です。車中泊専用のリアゲートカーテンの中には、ファスナーで中央から開閉できるタイプもあり、荷物の出し入れをスムーズに行いつつプライバシーを守れるよう設計されています。全方位を隙なくガードすることで、どこでも安心して休めるハスラーが完成します。
【車中泊を快適にするプラスアイテム】
・撥水・速乾カーテン:結露やカビ対策に有効
・防虫ネット:夏の通気確保と虫除けの両立
・リアゲートカーテン:更衣室代わりの空間作り
ハスラーのカーテン選びで失敗しないための注意点

最後に、カーテンを購入・使用する際に気をつけたい安全面やルールについてお伝えします。「サイズが合っていたからOK」と安易に考えてしまうと、思わぬトラブルや違反につながることもあります。ハスラーライフを長く安全に楽しむためのチェックポイントを確認しましょう。
走行中の使用制限と安全への配慮
まず絶対に覚えておかなければならないのが、走行中のフロントガラスおよび運転席・助手席サイドガラスへのカーテン使用は法律で禁止されているという点です。たとえサイズがぴったりでオシャレなカーテンであっても、運転者の視界を妨げる状態での走行は「道路交通法」違反となり、反則金や点数の対象になります。
後部座席より後ろの窓については走行中の使用も可能ですが、やはり安全確認のためにはクリアな視界を保つのがベストです。車中泊用のカーテンは、あくまで「駐車中」に使用するものと割り切り、走行中は邪魔にならない場所に確実に固定しておく習慣をつけましょう。特にマグネット式などは、走行中の振動で落下して運転の妨げにならないよう注意が必要です。
デュアルカメラ周辺の遮光漏れ対策
現行型のハスラーには、衝突被害軽減ブレーキなどのための「デュアルカメラ」がフロントガラス上部に搭載されています。このカメラユニットはそれなりに厚みと幅があるため、一般的なサンシェードをそのまま当てるとカメラ部分が干渉し、大きな隙間ができてしまいます。ここから光が漏れると、せっかくの目隠し効果が半減してしまいます。
専用設計品を選ぶ際は、この「カメラ対応」かどうかが非常に重要なチェックポイントです。カメラ部分を避けるような切り込みが入っていたり、専用のカバーが付属していたりする商品を選びましょう。自作する場合は、カメラの出っ張りを考慮して立体的に布を当てるか、カメラの周りだけマジックテープなどで細かく固定する工夫が求められます。
吸盤の劣化やマグネットの磁力不足への備え
「最初はしっかりついていたのに、夜中に突然カーテンが落ちてきた」というのは車中泊の定番の失敗談です。吸盤は時間の経過とともにゴムが硬化し、吸着力が落ちていきます。長年使い続ける場合は、吸盤だけを新しいものに交換したり、吸盤の吸着力を復活させる補助シートを利用したりすると安心です。
マグネット式の場合も、ハスラーの窓枠の一部に樹脂(プラスチック)パーツが使われている箇所があると、磁石がつかないことがあります。事前に自分の車の窓枠をぐるりと磁石でなぞってみて、どこが金属でどこが樹脂かを確認しておきましょう。磁力が弱いと感じる場合は、100円ショップなどで売られている超強力なネオジム磁石を併用することで、安定感を高めることができます。
カーテンを自作する際は、火災防止のために「防炎加工」が施された生地を選ぶと、車内での調理時などの安全性がさらに向上します。
ハスラーの車中泊カーテンサイズと選び方のまとめ
ハスラーで快適な車中泊を実現するためには、窓の形状や自分の型式(MR31S/MR52S等)に合ったカーテンサイズを選ぶことが何よりも大切です。フロントは約125cm、サイドは約70cm前後という目安はありますが、現行型か旧型かによって窓の角度や角の丸みが異なるため、事前の正確な確認が欠かせません。
手間をかけずに完璧な遮光と断熱を求めるなら、デュアルカメラの形状まで考慮された車種専用設計のサンシェードやカーテンが最も安心です。一方で、コストを抑えたい場合は100均やニトリのアイテムをハスラーの窓枠に合わせてDIYするのも楽しみの一つでしょう。マグネットを活用した隙間のない固定や、結露対策の素材選びなど、工夫次第で理想の空間は作れます。
プライバシーを守り、季節を問わず快適に眠れる環境が整えば、ハスラーとの旅はさらに自由で楽しいものになります。安全ルールを守りつつ、あなたのスタイルにぴったりのカーテンを選んで、最高の車中泊ライフを満喫してください。




