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イレクターパイプで車に棚をDIY!作り方から材料、強度まで徹底解説

快眠・快適化グッズ

車の収納スペースにもっと自由が欲しいと感じていませんか?特にキャンプや車中泊、あるいは仕事でたくさんの荷物を積む方にとって、収納の問題は常に悩みの種です。そんなあなたの悩みを解決してくれるのが「イレクターパイプ」を使ったDIYです。

イレクターパイプは、スチールパイプをプラスチックでコーティングした丈夫で軽い素材で、まるでブロックを組み立てるような感覚で、自分の車のサイズや用途に合わせたオリジナルの棚を作ることができます。 この記事では、イレクターパイプで車に棚を作る魅力から、具体的な作り方のステップ、必要な材料と工具、設計のコツ、そして最も重要な強度や安全性について、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。あなただけの理想の車載棚作りに、ぜひチャレンジしてみてください。

イレクターパイプで車に棚をDIYする4つの魅力

イレクターパイプを使った車載棚のDIYには、市販のカー用品にはない多くのメリットがあります。ここでは、その主な魅力を4つのポイントに絞ってご紹介します。なぜこれほど多くの人がイレクターパイプでのDIYに夢中になるのか、その理由がきっと見つかるはずです。

自由自在な設計でデッドスペースを有効活用

イレクターパイプの最大の魅力は、その設計自由度の高さにあります。 車内は車種によって形状が異なり、タイヤハウスの出っ張りやシートの角度など、デッドスペースが生まれやすい空間です。市販のラックでは、この微妙な隙間にぴったり合うものを見つけるのは難しいでしょう。しかし、イレクターパイプなら、パイプを好きな長さにカットし、豊富な種類のジョイント部品を組み合わせることで、どんな複雑なスペースにもジャストフィットする棚を設計できます。

例えば、荷室の床から天井までを2段や3段に区切って収納力を倍増させたり、天井付近の空間を利用して軽量な物を置くためのルーフラックを自作したりすることも可能です。 これまで諦めていたスペースを有効活用できるため、キャンプ用品、釣り道具、仕事道具などを整理して積載でき、車内空間が劇的に使いやすくなります。

初心者でも安心!組み立て・分解が簡単

DIYと聞くと「難しそう」「特別な工具が必要そう」と身構えてしまう方もいるかもしれませんが、イレクターパイプの扱いは非常にシンプルです。 パイプのカットには専用のハンドカッターがありますが、これはノコギリのように力が必要な工具ではなく、パイプを挟んで回すだけで誰でも簡単に、そして綺麗に切断できます。

組み立ては、カットしたパイプを様々な形状のジョイントに差し込み、専用の接着液で固定するだけです。 プラスチックジョイント用の接着液は樹脂を溶かして接合するため、一度固まると非常に強力ですが、やり直しがきかない点には注意が必要です。 一方で、ボルトとナットで固定するメタルジョイントを選べば、分解や再組み立てが自由に行えるため、後から設計を変更したい場合にも柔軟に対応できます。 この手軽さが、DIY初心者でも安心して挑戦できる大きな理由です。

驚きのコストパフォーマンス

車の収納問題を解決しようと市販のキャリアやラックを探すと、意外と高価なことに驚くかもしれません。その点、イレクターパイプは非常にリーズナブルな価格で手に入ります。 主要な材料であるイレクターパイプ本体やプラスチックジョイントは、ホームセンターなどで安価に購入することができます。 もちろん、作る棚の規模や使用する部品の種類によって費用は変動しますが、多くの場合、市販品を購入するよりも大幅にコストを抑えることが可能です。

例えば、簡単な荷室の棚であれば、数千円程度の予算で実現できることも少なくありません。 自分で作る手間はかかりますが、その分、費用を抑えつつ自分の理想通りの収納を手に入れられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。浮いた予算で、新しいアウトドアギアを購入する、なんてこともできるかもしれません。

丈夫で軽く、メンテナンスも楽々

イレクターパイプは、中心がスチールパイプで、その周りがプラスチックで覆われている構造です。 この構造により、金属の丈夫さとプラスチックの軽さを両立しています。 車に棚を設置する際、重量は燃費にも影響するため、軽いことは非常に重要です。また、表面がプラスチックでコーティングされているため、錆びに強く、耐候性や耐薬品性にも優れています。 そのため、濡れたキャンプ用品やクーラーボックスを置いても安心ですし、汚れた時もさっと拭くだけで綺麗になります。木製の棚のように、水濡れによる腐食やカビの心配が少ないのも嬉しいポイントです。このように、丈夫で軽く、メンテナンスが容易であることも、イレクターパイプが車載棚の材料として選ばれる理由の一つです。

【実践編】イレクターパイプで車の棚を作るための基本ステップ

ここからは、実際にイレクターパイプを使って車の棚を作るための具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。頭の中のイメージを形にしていく、DIYの最も楽しい部分です。一つ一つのステップを丁寧に進めていきましょう。

STEP1:まずは設計図!棚のイメージを具体化しよう

何事も計画が肝心です。まずは、どこに、どんな目的で、どのような形の棚を作りたいのかを具体的にイメージしましょう。そして、そのイメージを簡単なスケッチや図面に落とし込んでいきます。 この設計段階で最も重要なのは、正確な採寸です。メジャーを使って、棚を設置したいスペースの幅、奥行き、高さをミリ単位で測定します。

特に、車内は壁が垂直でなかったり、タイヤハウスのような突起があったりするため、複数の箇所を測って、最も狭い部分の寸法を基準にすると失敗が少なくなります。 図面には、パイプの長さや使用するジョイントの種類、天板のサイズなどを書き込んでおくと、後の材料購入や組み立てがスムーズに進みます。この最初のステップを丁寧に行うことが、理想の棚を作るための第一歩です。

STEP2:必要な材料と工具を揃えよう

設計図が完成したら、次はその図面に基づいて必要な材料と工具を揃えます。 主に必要となるのは以下の通りです。

  • イレクターパイプ: 必要な長さと本数を計算して購入します。Φ28mmのものが一般的ですが、強度に応じて太さを選びましょう。
  • ジョイント: 設計図に合わせて、L字型、T字型、十字型など、様々なプラスチックジョイントやメタルジョイントを選びます。 天板を固定するための専用ジョイントもあります。
  • 天板: 棚の上に物を載せるための板です。合板(コンパネ)が安価で加工しやすく一般的ですが、見た目にこだわるならOSB合板や集成材なども良いでしょう。
  • パイプカッター: イレクターパイプ専用のハンドカッターがおすすめです。少ない力で綺麗に切断できます。
  • ゴムハンマー: パイプをジョイントにしっかりと差し込む際に使用します。金属製のハンマーだとパイプやジョイントを傷つける可能性があるので避けましょう。
  • メジャー、ペン: 採寸やカットする際の印付けに必須です。
  • 接着液(プラスチックジョイントの場合): イレクター専用のサンアロー接着液を用意します。
  • 六角レンチ(メタルジョイントの場合): ボルトを締めるために必要です。

これらの材料や工具は、ほとんどがホームセンターで手に入ります。 ホームセンターによっては、木材のカットサービスやイレクターパイプのカットサービスを行っている店舗もあるので、活用するのも良いでしょう。

STEP3:イレクターパイプのカットと組み立て

材料と工具が揃ったら、いよいよ組み立て作業に入ります。まずは設計図通りに、イレクターパイプをパイプカッターでカットしていきます。 マスキングテープなどで印をつけ、カッターの刃を当てて、本体をくるくると回すだけで簡単に切断できます。 この時、切り口が垂直になるように意識するのが綺麗に仕上げるコツです。

全てのパイプをカットし終えたら、設計図を見ながら骨組みを組み立てていきます。 パイプをジョイントに差し込み、ゴムハンマーで軽く叩いて奥までしっかりとはめ込みます。この時点ではまだ接着せず、一度車内に仮置きしてみることを強くおすすめします。実際に置いてみることで、サイズが合わない、どこかが干渉するなどの問題点を発見できます。問題がなければ、いよいよ本接着です。プラスチックジョイントの場合、パイプとジョイントの隙間に専用の接着液を注入します。 一度接着すると外せないので、慎重に作業しましょう。

STEP4:車内への設置と固定方法

骨組みが完成したら、最後に車内へ設置し、安全のためにしっかりと固定します。 走行中の振動やカーブで棚が動いたり倒れたりすると、非常に危険です。車体に穴を開けずに固定する方法がいくつかあります。

一つは、アジャスターを使う方法です。棚の脚の先にアジャスターを取り付け、床と天井の間で突っ張るように固定します。 これにより、棚が上下左右に動くのを防ぎます。

もう一つは、車に元々あるボルト穴やアシストグリップを利用する方法です。 車種によっては荷室にフックをかけるためのボルト穴(ユーティリティナット)が備わっている場合があります。そこにステーなどを介して棚を固定します。また、後部座席のアシストグリップにパイプを通したり、固定の起点にしたりすることも有効です。

最後に、天板を骨組みに載せます。天板がズレないように、裏側に専用のジョイントを取り付けてパイプにはめ込むように固定するのがおすすめです。 これで、あなただけのオリジナル車載棚の完成です。

イレクターパイプで車の棚を作る際の重要ポイント

イレクターパイプでの棚作りは手軽で楽しいものですが、快適かつ安全に使うためには、いくつか押さえておきたい重要なポイントがあります。強度や見た目、そして素材そのものの特性を理解することで、より満足度の高いDIYが実現できます。

安全第一!強度計算とパイプ選び

車載棚で最も重要なのは安全性です。走行中の振動や衝撃に耐えられる十分な強度を持たせなければなりません。イレクターパイプの強度は、構造やサイズ、使用するジョイントの種類によって大きく変わります。

まず、重い物を載せる場合は、筋交い(すじかい)を入れるのが効果的です。四角い骨組みに対角線状にパイプを追加することで、横方向の揺れに対して格段に強くなります。 また、プラスチックジョイントよりも、ボルトで締め付けるメタルジョイントの方が一般的に強度が高いとされています。

矢崎化工の公式サイトなどでは、棚のサイズや構造に応じた最大積載質量の目安が公開されています。 例えば、幅900mm×奥行450mmの棚の場合、プラスチックジョイントを使用した上段の最大積載質量は170kg(静荷重)というデータがあります。 こうした数値を参考に、載せる荷物の重量を考慮して設計することが大切です。重い荷物を載せる棚を作る場合は、設計段階で十分な強度計算を行いましょう。

見た目もおしゃれに!塗装や板材で個性を出す

イレクターパイプは実用性が高いだけでなく、少し工夫するだけで見た目をおしゃれに仕上げることも可能です。 パイプの色は黒やアイボリー、グレーなどが一般的ですが、プラスチック用のスプレー塗料を使えば、自分の好きな色に塗装することができます。車内の雰囲気に合わせてカラーコーディネートするのも楽しいでしょう。

また、天板の素材にこだわることで、棚全体の印象が大きく変わります。 安価な合板でも、表面に好きな柄のカッティングシートやフロアマットを貼れば、手軽におしゃれな天板に生まれ変わります。 少し予算をかければ、木目が美しい集成材や、ワイルドな雰囲気のOSB合板を使うのもおすすめです。 パイプの無骨な雰囲気と木の温かみが組み合わさり、オリジナリティあふれる「男前インテリア」のようなテイストを演出できます。

知っておきたい!イレクターパイプのメリット・デメリット

イレクターパイプはDIYに非常に便利な素材ですが、万能というわけではありません。メリットとデメリットを正しく理解しておくことで、より適切な使い方ができます。

メリット:

  • 加工・組み立てが簡単: 専用カッターで容易に切れ、組み立てに特殊な技術は不要です。
  • 設計の自由度が高い: サイズや形状を自由に決められ、車内のスペースを最大限に活用できます。
  • 軽量で丈夫: スチールパイプ製なので強度がありながらも比較的軽く、車載用に適しています。
  • コストが安い: 市販のラックに比べて、材料費を安く抑えられます。
  • 錆びにくく衛生的: プラスチック被覆により錆に強く、メンテナンスが楽です。

デメリット:

  • 接着すると分解できない: プラスチックジョイントを専用接着液で固定すると、やり直しがききません。
  • ジョイント部分がかさばる: ジョイントが出っ張るため、見た目が少し武骨になることがあります。
  • 強度の限界: あくまでDIY素材なので、金属製の溶接された棚などと比較すると極端な高重量には向きません。
  • 温度変化: 高温や低温の環境では変形のリスクが全くないわけではありません。

これらの特性を理解した上で、自分の用途に合った設計や材料選びをすることが、失敗しないためのコツです。

【まとめ】イレクターパイプで理想の車内棚を実現しよう

この記事では、イレクターパイプを使って車にオリジナルの棚をDIYする方法について、その魅力から具体的な作り方、安全性やデザイン性を高めるためのポイントまで詳しく解説しました。

イレクターパイプの最大の魅力は、誰でも簡単に、自分の車のスペースにぴったり合った棚を、低コストで自由に設計できる点にあります。 はじめは簡単な設計からスタートし、車中泊用のベッドキットや、天井収納、仕事道具を整理するための機能的なラックなど、アイデア次第でその可能性は無限に広がります。

重要なのは、正確な採寸に基づいた丁寧な設計と、走行中の安全を確保するための十分な強度と確実な固定です。 これらの基本さえ押さえれば、DIY初心者の方でもきっと満足のいく車載棚を作ることができるでしょう。

この記事を参考に、あなただけの快適で機能的な車内空間を、イレクターパイプで創造してみてください。

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